多摩川全域をリネン布を使って、放射線各種の調査をしています。
源流から河口付近まで、全部で15箇所にリネン布を設置し、3日間、川の水に浸したものを回収します。
今年の河口付近の調査は、潮の満ち引きの関係で夜の作業となりました。
ヘッドライトに集まる虫たち。
また設置場所までの道のりは葦が茂り、ぬかるんだ道なき道を歩きます。
夜の葦の中でどんな自然の生き物たちと出会うのか、不安と期待が入り混じる中の作業でした。
リネンに取り付けたマーカーのペットボトルに、反射テープを貼り付けて設置したことが功を制し、遠くからでもすぐに見つかり、作業を順調に進めることができました。
夜の河口付近の川なので、ライトに集まってきた海と川の魚を見ることができました。
初めてみる夜の河口付近の川の様子や初めて見る魚に感動の連続でした。
人間が日頃知らない世界、同じ地球に生きていること、自然の中ではたくさんの生命が溢れていることを実感できた1日でした。
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